杭州極地海洋公園でイルカのショー
杭州に10月1日にオープンした杭州极地海洋公园 に行ってきました。
ここは名前のとおり、南極や北極などの極地の動物や魚をあつめたテーマパークです。
杭州ナビには吴山广场 から免费 「無料」のシャトルバスが出ていると書いてあったのですが、念のため電話で確認したところ、無料シャトルバスは国庆节 の期間だけで今は運行していないとのことでした。
しょうがないので、有料バスで行こうとバス乗り場でバスを待っていると、客引きのおばちゃんが寄ってきて、「バスで行くと1時間半かかるから、私たちの車で行けば早いよ。」とのこと。
中国の観光地には必ずこういう白タクのような人たちがいます。
中国で知らない人の車に乗るなんてちょっとおっかないですが、慣れてしまえばこういう白タクも結構便利に使えます。
私も中国に来たばかりのときは、全てを疑ってかかってましたので、「知らない人の車に乗って、このままどこかに連れて行かれて売り飛ばされたらどうしよう。。」と考え、こういう人が寄ってきても無視していたものでした。
(でも、相手が外国人だとわかるとボッタクろうとする運ちゃんも多いので、やはり注意は必要です。)
ということで、このおばちゃんと値段交渉すると、1人10元だとのこと。
男性4人、女性3人の計7人で行ったのですが、70元をなんとか50元までまけたところで交渉成立。
やはり中国人が一緒にいると、讨价还价 「値段交渉」も心強いです。
私たちの乗ったミニバン。中はちょっと汚いですが、ちょうど7人分の座席でラッキーでした。
30~40分ほどで杭州極地海洋公園に到着。
バスの所要時間がホントにおばちゃんの言うとおり1時間30分だとすると、かなり早いです。
售票处 「チケット売り場」でチケットを購入すると1人120元(1元15円とすると1800円)とのこと。
杭州ナビでは150元となっていましたが、これも国慶節期間中の値段だったようです。
私たちが120元でチケットを買い、ふと後ろを振り返ると、一緒に行った中国人2人のところに、おばちゃんが寄ってきています。
旦那らしき人と、子供を連れたそのおばちゃんは「あたしたち、チケットを間違えて買いすぎちゃったから、安く売るわよ。」と言ってチケットを売りに来ていました。
おばちゃんの開いたカバンの中を見ると、大量のチケットが。
「あんた、それ間違えて買うレベルの枚数じゃないがな。」
このおばちゃん家族、明らかにチケット転売屋さんです。
どこからどのように安く仕入れたかは分かりませんが、値段交渉の末、中国人2人は100元でチケットをゲットしていました。
おばちゃん。もっと早く来てくれたら私たちも20元もうかったのに。。。ぐすん。
それにしても正規のチケット売り場の真ん前で堂々とチケット転売をするあたりはさすが中国です。
入場ゲートのあんちゃんたちも、2人はおばちゃんからチケットを買ったのを見ていたのに、何も言わずにフリーパス。
そんなこんなでやってきました。杭州極地海洋公園!!
あまり白くないですが、シロクマです。大便 「うんち」をしているところを激写。。。していたら「何撮ってんだ!」と言わんばかりにジロリと睨まれました。
やっぱり中は寒いのか、うんちからは湯気がほくほく上がっていました。(笑)
企鹅 广场 「ペンギン広場」
水槽越しにしか見れず、旭山動物園にはとても敵いません。。
名前は忘れましたが、口がヘラみたいな変な魚。水槽の上が開いているので、このヘラを手で直接触ろうとしましたが、恐くて結局触れませんでした。
杭州極地海洋公園では5つの表演节目 「ショー」をやっているのですが、そのうちの1つがこの美人鱼 「人魚」のショーです。
写真からもわかりますが、水槽の水もにごっており、よく見えません。
水着のねーちゃんとにーちゃんが音楽に合わせて、10分ほど泳いで終了。
あっという間で、「えっもう終わり!?」という感じです。はっきり言ってショボイです。
気を取り直して、もうひとつのショーである海豚 「イルカ」のショーを見ることに。
3000席の巨大な会場に30分前に行くと、まだお客さんはほとんどいません。
真ん中の一番前に陣取り、ショーの開始を心待ちにします。
なんでも、このイルカは日本から連れてきたそうです。
いよいよショーの開始。。。なのですがお客さんは結局50人くらいしかいません。
ここの経営は大丈夫なのでしょうか。。心配になります。
イルカのショーの会場。イルカ以外にも海狗 「オットセイ」や北海狮 「トド」も登場しました。
イルカのショーはちょっと期待していたのですが、はっきり言って期待はずれです。
でてきた3頭のイルカのうち、ショーを行っているのは1頭のみで、他のイルカは飼育員のお兄さんの言うことを聞いていないためか、ほとんど何もしません。
最前列に座っていたため、水しぶきが飛んでくるのも期待していたのですが、1頭が2メートルぐらいちょっとジャンプして終わりです。
「きっと今のは練習ジャンプで、次は、写真に写っているオレンジ色のボールを突くのでは?」と次のジャンプをカメラを構えて待っていたのですが、そのまま終了。
「あのオレンジのボールを突くんじゃないのかい!!!」
イルカだけではなく、オットセイも飼育員のお兄さんの言うことをあまり聞いてない様子で、何だがグダグダ感のあるショーといった印象でした。
開園したばかりのためか、動物たちも飼育員の人たちも、まだまだ不慣れな感じで、日本のイルカのショーを見たことのある私たちにとっては、期待はずれの内容でした。
(一緒に行った中国人も「えっこれで終わり!?」と言っていましたが。。)
外には试开园 「試営業」の看板があるため、まだ正式オープンではないのかもしれません。
全体的な感想は、動物園と水族館が合体したような感じで、どちらも中途半端といった印象です。
極地海洋公園という名称から、氷点下の世界でペンギンたちと戯れるのを期待していたのですが、残念です。。
小さいお子さんなら、それなりに楽しめるでしょうが、動物たちも飼育員たちも慣れるのを待ってから行ったほうが良いかもしれません。
■本日の単語■
1)念のため
2)確認する
1)为了 安全 起见
2)确认
■本日の中国語会話■
1)念のために再度確認してください。
1)为了 安全 起见 , 你 再 确认 一下 ·
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ここは名前のとおり、南極や北極などの極地の動物や魚をあつめたテーマパークです。
杭州ナビには吴山广场 から免费 「無料」のシャトルバスが出ていると書いてあったのですが、念のため電話で確認したところ、無料シャトルバスは国庆节 の期間だけで今は運行していないとのことでした。
しょうがないので、有料バスで行こうとバス乗り場でバスを待っていると、客引きのおばちゃんが寄ってきて、「バスで行くと1時間半かかるから、私たちの車で行けば早いよ。」とのこと。
中国の観光地には必ずこういう白タクのような人たちがいます。
中国で知らない人の車に乗るなんてちょっとおっかないですが、慣れてしまえばこういう白タクも結構便利に使えます。
私も中国に来たばかりのときは、全てを疑ってかかってましたので、「知らない人の車に乗って、このままどこかに連れて行かれて売り飛ばされたらどうしよう。。」と考え、こういう人が寄ってきても無視していたものでした。
(でも、相手が外国人だとわかるとボッタクろうとする運ちゃんも多いので、やはり注意は必要です。)
ということで、このおばちゃんと値段交渉すると、1人10元だとのこと。
男性4人、女性3人の計7人で行ったのですが、70元をなんとか50元までまけたところで交渉成立。
やはり中国人が一緒にいると、讨价还价 「値段交渉」も心強いです。
私たちの乗ったミニバン。中はちょっと汚いですが、ちょうど7人分の座席でラッキーでした。
30~40分ほどで杭州極地海洋公園に到着。
バスの所要時間がホントにおばちゃんの言うとおり1時間30分だとすると、かなり早いです。
售票处 「チケット売り場」でチケットを購入すると1人120元(1元15円とすると1800円)とのこと。
杭州ナビでは150元となっていましたが、これも国慶節期間中の値段だったようです。
私たちが120元でチケットを買い、ふと後ろを振り返ると、一緒に行った中国人2人のところに、おばちゃんが寄ってきています。
旦那らしき人と、子供を連れたそのおばちゃんは「あたしたち、チケットを間違えて買いすぎちゃったから、安く売るわよ。」と言ってチケットを売りに来ていました。
おばちゃんの開いたカバンの中を見ると、大量のチケットが。
「あんた、それ間違えて買うレベルの枚数じゃないがな。」
このおばちゃん家族、明らかにチケット転売屋さんです。
どこからどのように安く仕入れたかは分かりませんが、値段交渉の末、中国人2人は100元でチケットをゲットしていました。
おばちゃん。もっと早く来てくれたら私たちも20元もうかったのに。。。ぐすん。
それにしても正規のチケット売り場の真ん前で堂々とチケット転売をするあたりはさすが中国です。
入場ゲートのあんちゃんたちも、2人はおばちゃんからチケットを買ったのを見ていたのに、何も言わずにフリーパス。
そんなこんなでやってきました。杭州極地海洋公園!!
あまり白くないですが、シロクマです。大便 「うんち」をしているところを激写。。。していたら「何撮ってんだ!」と言わんばかりにジロリと睨まれました。
やっぱり中は寒いのか、うんちからは湯気がほくほく上がっていました。(笑)
企鹅 广场 「ペンギン広場」
水槽越しにしか見れず、旭山動物園にはとても敵いません。。
名前は忘れましたが、口がヘラみたいな変な魚。水槽の上が開いているので、このヘラを手で直接触ろうとしましたが、恐くて結局触れませんでした。
杭州極地海洋公園では5つの表演节目 「ショー」をやっているのですが、そのうちの1つがこの美人鱼 「人魚」のショーです。
写真からもわかりますが、水槽の水もにごっており、よく見えません。
水着のねーちゃんとにーちゃんが音楽に合わせて、10分ほど泳いで終了。
あっという間で、「えっもう終わり!?」という感じです。はっきり言ってショボイです。
気を取り直して、もうひとつのショーである海豚 「イルカ」のショーを見ることに。
3000席の巨大な会場に30分前に行くと、まだお客さんはほとんどいません。
真ん中の一番前に陣取り、ショーの開始を心待ちにします。
なんでも、このイルカは日本から連れてきたそうです。
いよいよショーの開始。。。なのですがお客さんは結局50人くらいしかいません。
ここの経営は大丈夫なのでしょうか。。心配になります。
イルカのショーの会場。イルカ以外にも海狗 「オットセイ」や北海狮 「トド」も登場しました。
イルカのショーはちょっと期待していたのですが、はっきり言って期待はずれです。
でてきた3頭のイルカのうち、ショーを行っているのは1頭のみで、他のイルカは飼育員のお兄さんの言うことを聞いていないためか、ほとんど何もしません。
最前列に座っていたため、水しぶきが飛んでくるのも期待していたのですが、1頭が2メートルぐらいちょっとジャンプして終わりです。
「きっと今のは練習ジャンプで、次は、写真に写っているオレンジ色のボールを突くのでは?」と次のジャンプをカメラを構えて待っていたのですが、そのまま終了。
「あのオレンジのボールを突くんじゃないのかい!!!」
イルカだけではなく、オットセイも飼育員のお兄さんの言うことをあまり聞いてない様子で、何だがグダグダ感のあるショーといった印象でした。
開園したばかりのためか、動物たちも飼育員の人たちも、まだまだ不慣れな感じで、日本のイルカのショーを見たことのある私たちにとっては、期待はずれの内容でした。
(一緒に行った中国人も「えっこれで終わり!?」と言っていましたが。。)
外には试开园 「試営業」の看板があるため、まだ正式オープンではないのかもしれません。
全体的な感想は、動物園と水族館が合体したような感じで、どちらも中途半端といった印象です。
極地海洋公園という名称から、氷点下の世界でペンギンたちと戯れるのを期待していたのですが、残念です。。
小さいお子さんなら、それなりに楽しめるでしょうが、動物たちも飼育員たちも慣れるのを待ってから行ったほうが良いかもしれません。
■本日の単語■
1)念のため
2)確認する
1)为了 安全 起见
2)确认
■本日の中国語会話■
1)念のために再度確認してください。
1)为了 安全 起见 , 你 再 确认 一下 ·
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